ストレスと疲労について
三大成人病の筆頭にあげられる癌ですが、残念ながら発症を完全に阻止することはできません。
発ガン遺伝子を根絶することも不可能です。
ただし、発ガン遺伝子に極力刺激を与えないようにする、有効な方法がいくつかあるのです。
成人病予防には、良く、バランスの取れた変化のある食生活など、食事の改善について言われていますが、それ以外にもストレスを溜めないことが大きな効果があります。
疲れやストレスは癌に対する抵抗力を弱めてしまい、身体のバランスを崩す要因となるのです。
ストレスに負けない身体と心を作り、維持していくために心得ておくことがありますので、説明していきます。
一つは、疲れをためないこと、残さないことです。
それには、とにかくしっかりと休息をとることです。
たとえ眠れなくても、横になっているだけでも身体は休まります。
二つ目に、不満をためないこと、残さないことです。
不満不平は、溜め込まないで吐き出してしまいましょう。
そうして吐き出したら、忘れてしまうことです。
新たな気持ちで、スタートすれば良いのです。
三つ目は、何でも完璧にやろうとしないこと。
完璧主義者は、小さなミスも許せなくなってしまい、とても疲れるのです。
自分に対する自信を失ってしまうことにもなりかねません。
失敗をしても、引きずらず、失敗を繰り返さないようにしようと、前向きな気持ちを持つことが大切です。
四つめに、自分の力ではどうしようもないとき、無理は禁物です。
気軽に、誰かに助けを求めましょう。
ダメだと思ったときには、潮時を見極めるという勇気も必要なのです。
これらのことを心得ておくと、ストレスを上手く発散できるのではないでしょうか。
しかし、疲れをためない、残さないというのは実際なかなか難しいものですよね。
しっかりと休息をとっていても、なかなかとれない疲れもあるかもしれません。
疲労は、時代の変化によって変わっていきます。
身体を動かしたことによる「肉体的な疲労」というのが、今までの疲労に多いものでした。
しかし、現在では、身体そのものよりも精神的に疲労している場合が多くなってきています。
最近では、一日中座ってパソコンを使っていたというようなことが原因で、身体の一部分だけが「集中的に疲労」することが増えています。
また、全く動かず座りっぱなしでいることによる「運動不足による疲労」というのも増えているのです。
これだと、疲労の回復の仕方にも色々と工夫が必要ですね。
精神的な疲労に対して効果的なのは、気分転換、適度な運動です。
その場合、レクレーション、趣味の活動、気分をリフレッシュできることをすると良いでしょう。
また、仕事とは全く関係のないことをしてみると、非常に効果があるようです。
身体の一部分だけが疲労している場合、細切れの時間でよいので、仕事の合間に身体を動かすようにしてみると良いかもしれません。
休憩時間には、外の空気を吸いに出てみたり、あえて、ちょっと遠いトイレまで行ったりして体を少しでも動かすと良いかもしれません。